クロスカントリーを終え、訓練は総仕上げに入ります。出発前の準備から着陸後までのプロセスの中に含まれる要素はいろいろありますが、クロスカントリーをこなしたことで、その大半の技術が身に付いていることが確認できます。セスナパイロットセンターのシラバスの最終チェック項目は、習得すべき技術を以下のように列挙しています。
●(飛行前)
クロスカントリーのプランニング
飛行前確認
タキシングチェック
VORテスト
離陸前チェック/エンジンランナップ
●(出発時)
計器出発手順(DP/SID)
ATCクリアランス/手順
●(飛行操作)
水平飛行/トリム
水平飛行時の速度変更
標準率旋回(スタンダードレートターン)
速度一定の上昇/降下
定率上昇/降下
旋回上昇/降下
急旋回(45度バンク)
失速からの回復
異常姿勢からの回復
●(航法)
VORインターセプト/トラッキング
(NDB装備機はNDBについても同様)
●(ホールディング)
ホールディング/横風の修正
(VOR、NDB、インターセクション、DMEの装備により実施)
●(計器進入)
DMEアーク
標準進入方式(STAR)
方式旋回(プロシージャーターン)
計器進入のセルフブリーフィング
ILS、ローカライザー、VOR、GPS、NDBによる計器進入(装備状況に応じ)および進入復航
●(通信障害)
通信障害時の手順
●(計器故障時の手順)
非精密進入
異常姿勢からの回復
時間計測による磁方位への旋回
●(着陸後)
飛行後のチェック
これらの操作に関する知識は学科試験での勉強で既に知っていることになります。覚えておくべき知識が多い上に実際の操作にもさらなる正確性が必要なのがIFRの難しさですが、一つ一つ丁寧に覚えていけば不可能ではありませんし、私もここまでたどり着きました。実地試験まであと一歩です。
