1ヶ月後程度で合格通知が届き、この通知の原本とコピーをそれまでに揃えておいた書類(私の場合はログブックの見開きページをA4サイズに縮小したコピー3枚、FAA技能証明=自分のライセンス=の表裏を現物大のままA4用紙にまとめたコピー1枚を添付)に添えて提出しますが、私は管轄の東京航空局に持参しました。ここでログブックのコピーと経歴書に記載した飛行時間を担当官が照合し、一応OKとなって提出を終了しました。教官のサインが文字通りミミズののたくったようなものばかりだったため、「サインはどれでしょうか」とたびたび聞かれましたが、「見にくくてすいません…」と教官の代わりにわびつつサインを指して確認していきました。通常、ここから3ヶ月程度待つように言われます。
経歴書には無線通信士の資格や身体検査証明に関する項目もありますが
空欄のままで特に何の指摘もされません。
それから1週間ほど経った後、東京航空局から電話があり、ログブックに不備がある
ということで出頭しました。ちょうどシミュレーターの体験訓練をした部分が42分あり、これは日本の規定では含むことができないというので訂正してほしい、ということでした。一応訂正に応じましたが、この部分はアメリカでは通常の訓練に加算できる項目です。そのような場合は、経歴書にこの部分を除いた時間を記載し、ログブックのコピー部分に「この部分は含まず」などの注意書きを記しておくなどの方法でも良かったそうです。
■交付!
それから1ヶ月弱後、国土交通省航空局から免許交付の通知が来ました。ここで免許登録税を納付して郵送、または直接受け取りになるので、即日納付して受け取りに東京航空局へ行ったところ、「すいません、見当たらないので…見つかり次第郵送するということでよろしいでしょうか…」という返事。どうしもしようがないので、郵送してもらうことにしました。数日後に送ってきた技能証明に添えられた担当官のおわびの手紙によると、別の所へ送られていたとのこと。まぁ急がないので何も言いませんが…。
届いた技能証明、淡い紫色の背景に偽造防止模様が入ったかなり念入りな作りで、写真にエンボスマークが入り、なかなかカッコいいと思い個人的にはとても気に入ってます。限定事項(陸上単発)は、2枚目の紙があり、そちらに技能証明番号と一緒に記載されています。
長々と書いてみましたが、流布している「通説」よりすんなり日本の技能証明を手にすることができたと思います。担当官の方が親切だったのも良かったですが、やはりいろいろな通説は当局に直接確認するに限る、と思ったものでした。
実際に日本で乗るまでには、このほかに無線の免許に身体検査証明、さらに相当のお金も必要ですが、せっかく取得した日本の技能証明も何かの機会に活用したいと思っています。
