RUNWAY24は・・・パイロットへの滑走路、この空を飛びたいという夢に向かって・・・Take-off してみませんか

Training

1. Pre-Flight

出発前の始業点検はパイロットの大きな責任の一つです。
チェックリストにて、機体外部、タイヤ、ブレーキ、
燃料、オイル等を確実に点検し異常の無い事を確認する。

■Engine Start & Run-up Check

Training-1-1離陸前の最終点検です。
エンジンを始動し、異常な振動や音がないことを確認する。
始動時に起きる異常電流の発生で、無線機器の故障を防ぐために必ず Avionics Master Switch を切る。
さらに、エンジンの回転を上げ・・・
Oil Pressure, Temperature(油圧、温度)・Suction(真空ポンプ圧)・ Ammeter(電流計)・左右の Magneto 等をチェックし異常のないことを確認する。
高度計の気圧をセット・方位計を磁気コンパスにセット・無線機器類の周波数をセット・各計器の再点検などを行う。

異常がある場合には修理をする、出発を見合わせるなどの処置を、パイロットの責任で決めます。

 

2. Cockpit Management

パイロットとしての条件で指摘されるのが
Cockpit Management です。
飛行中に一休みして、地図を見る・次の操作手順の確認・安全確認
をする事はできません。
training-2-1従って、パイロットに求められる要素として・・・
複数の仕事を同時に正確にこなす能力 が要求されます。

左手で操縦し・右手で航法計器の設定・耳と口は管制官との交信
目で計器の確認・頭では次に起こる事を想定・・・
これを同時に、正確にこなす事が必要です。

ある程度は慣熟でカバーされますが、高速で空間を移動する飛行機ですから先々を見越しての行動が Cockpit Management のコツです。
そのためには、地上にいる間にできる限りの情報収集を済ませておく事です。

 

3. Flight Proficiency

Training-3-1Private Pilots として身に付ける操縦技術の訓練は・・・

■ Preflight preparation & Preflight procedure
始業点検準備と手順
■ Airport base Operations
基地としている空港での運行
■ Takeoffs, Landings, and Go-Around
離陸、 着陸、 着陸回復
■ Maneuvers and Grolund reference Maneuvers
飛行操縦、 地上目標物を対象にしての操縦
■ Navigation
航法操縦
■ Slow Flight and Stalls
低速飛行、 失速
■ Basic Instrument Maneuvers
基本計器での飛行
■ Emergency operation
緊急時での飛行
■ Night Operations
夜間飛行
■ Post Flight procedures
飛行事後点検手順

・・・この飛行技術の習得が必要です・・・FAR Part 61-107 より抜粋。

 

4. Aeronautical Experience

FAR Part 61.109
Private Pilot Certificate 取得するには、下記の飛行経験が必要

■40時間の飛行時間 (最低でも20時間の同乗訓練・10時間の Solo Flight) さらに

  • Training-4-13 時間の Cross-Country (野外同乗飛行訓練)
  • 3 時間の Night Flight (夜間飛行訓練で総距離が 100 Nautical Miles ・ 10回のLandings to Full Stop を含む)
  • 3 時間の Instruments (計器飛行訓練で、一定のAispeedでの上昇、下降・異常姿勢からの回復操作Navigation System の慣熟訓練等を含む)
  • 3 時間の実技試験準備訓練(訓練後60日に試験を受ける)
  • 10 時間の Solo Flight には、5時間の Cross-Country で、総飛行距離が 150 Nautical Miles とし
  • 最低でも3個所での Full Stop Landings
  • さらに 1 区間は直腺距離で 50 Nautical Miles ・ Tower 空港で
    3 回の Takeoffs and Landings t
    o full Stopが含まれていることが必要条件です。

 

5. Take Off – Straight & Level Flight

■Normal Take Off

一般的に離陸操作は簡単で誰しもが難なく操縦できると云われます。
離陸滑走は滑走路中央線に沿って、Full Throttle, Mixture Rich で行います。
この時に注意する事は・・・
エンジンがスムースに加速されない・ラフな回転である・油圧、油温の異常であれば迷わずに離陸を中止する。
正常であれば、離陸速度で Nose Wheel が浮き出したら機首を上げ Best Rate of Climb Speed
プラス 5-10 Knots で上昇するのがベストです。
これで前方の視界も良く、エンジンのオーバーヒートを防ぐことができる。
(標高が 3000 Feet 以上の地域では Mixture Control が必要です)
上昇は滑走路の方向に真っ直ぐにする、Single Engine 機ではプロペラの回転によって起きる
ねじれ・プロペラ後流・トルクの反作用などで機首を左に振る傾向が強く起きる、従って右ラダーでこれを調整する。

■Short Field Take Off

滑走路が短い場合・離陸後に滑走路前方に障害物がある場合の離陸操作・・・
離陸前にフラップを下げる・ブレーキを踏む・エンジンをフルパワーに・Mixture Rich にする
離陸滑走から Take Off ・上昇は Vx(Best Angle of Climb) で障害物を越える・Airspeed を上げ VSI で上昇を確認しフラップを戻す

■Soft Field Take Off

滑走路面が芝生や土で軟らかい場合の離陸操作・・・
離陸前にフラップを下げる・ノーズギア-に負荷が掛からぬようにフルバックプレシャーにする・スムースに加速・ノーズギア-が浮き機体が浮いたらバックプレッシャーを緩めグランドエフェクトで加速・Vy で上昇・VSI で上昇を確認しフラップを戻す。
Training-5-1

■Straight & Level Flight

予定の高度に達し、機首を下げて水平飛行に入り Cruise Speed に達したら Power を絞ります。
水平飛行は、操縦訓練の初歩操作です・・・
水平線と計器版との間隔で水平飛行の姿勢を覚え、水平線が見えなくなったら・・・
飛行機は上昇姿勢になりつつあるので、操縦桿を軽く押し、逆であれば下降姿勢なので、桿を軽く引き水平飛行を維持する。
さらに、両翼端を見る事で機が旋回しているかを確認できる。

 

6. Turns

Training-6-1Turnは大きく分けると3種類ある・・・

  • Shallow Turn = 浅い角度 10-15 度のTurn
  • Normal Turn = 普通の角度 20-30 度のTurn
  • Steep Turn = 深い角度 45-50 度のTurn
    いずれも、まずエルロンで旋回角度を決め、角度に達したら宛て舵で固定し
    旋回に入ると揚力の減少・遠心力が作用する、ラダ-やエレベーターで調和の取れた旋回にコーディネートする。
    特に Steep Turn ではこの影響が大きく高度・速度を維持するためにかなりのバックプレッシャーが必要となる。
    Turn がコーディネートされているかは・・・Turn Coordinator のボールが常にセンターにあるようラダ-で調整する。
  • Turn Around a Point
    地上にの目標物に対し、風に影響されずに正円を描く・・・
    Downwind(風下)から進入、追い風で飛行機は押され早くなり遠心力も大きいので Steepest Bank(深いバンク)
    風を横から受ける位置では、Medium Bank(中くらいのバンク)とする。
    向かい風に向かう位置では、Shallowest Bank(浅いバンク)とし、再度横風となる位置では、Medium Bank とすればバランスが良い。
  • S-Turn
    Training-6-2概念は、Turn Around a Point と同様で・・・
    直線の道路などの目標物に対し、追い風で進入して直線道路に “S”字を描くように操縦する。
    追い風での Turn は、Steepest Bank・向かい風での Turn は、Shallowest Bank とし、道路を直角に横切る。

バランスの良いターンをするためには、風の方向・目標物と飛行機の間隔・旋回の深さを
常に把握し、エルロン・ラダ-で調整することがポイントとなる。

 

7. Slow Flight & Stalls

■Slow Flight

Training-7-1巡航速度以下での飛行を Slow Flight と呼びます。
高度を一定に保ち、速度を減速しての飛行で、舵の効きも鈍く
飛行の安定性も悪くなる
操縦は注意深く急激な操作やオーバーコントロールは避ける。
安定した Slow 速度でのコントロールは、着陸時には欠かせない
操縦技術で、着実に克服したい技術です。

  • Power を絞り減速する・高度が下がりますからピッチを上げる。
  •  White Arc でフラップを徐々に下げる・高度、方向を安定させる。
  •  Full Flaps で速度が 65-70 ・Power を 2000Rpm で機を安定させる。
    Slow Flight での Turn は失速を防ぐために、バンクを 30度とする。

■Stalls

失速には 2 つのケースがある。

Power On Stall
Full Power での離陸時に低速で失速するケース・・・

  •  高度を安定させ・目標物を決める
  •  Power を絞り速度を65 ノットに減速させ・Full Power としピッチをあげる
  •  エンジントルクやP-ファクターの効果で、機首を左に振る傾向がでるので R-Rudder で補正し真っ直ぐにする
  •  機首を引き上げ続けると失速し、機首が下がりストールとなる
  •  リカバーリーは、機首を水平よりやや低くし加速する
  •  速度が増し、VSIが上昇を示したらピッチを水平にし加速する
  •  高度、速度が回復したらクルーズパワーにする

Power Off Stall
着陸時のスロースピードで失速するケース・・・

  •  高度を安定させ・目標物を決める
  •  Power を絞り速度を減速させ・White Arc で徐々にフラップを下げ高度を保持する
  •  ピッチを上げ続ける・P-ファクターの効果で機首を左に振るので R-Rudderで補正する
  •  Power Idle としピッチを上げ続けると失速し・機首が下がりストールとなる
  •  リカバリーは、機首を水平よりやや低くし・Full Power とする
  •  Flaps を一段上げ加速する・機首を上げ速度を増し上昇姿勢とする
  •  VSI で上昇を示したらフラップを一段ずつ戻す
  •  高度、速度が回復したらクルーズパワーにする

スロースピードでフルパワー時には機首を左に振る傾向があり、Rudder での補正が的確でないとスピンの要因となる
また、フラップを一気に戻して二次ストールを起こすことがあるので焦らず・的確に状況を把握して操縦する。

 

8. Landing

Training-8-1着陸はどこの空港でも同様の手順ですが・・・
滑走路の長さ・滑走路面の状況・障害物の有無・風の状況
トラフィックパターン・パターン高度によってテクニックが
必要となる。
まずは、トラフィックパターン(空港周回路が右回りか左回り・パターン高度を確認の事)ダウンウインドに 45度で進入する・・・

■Normal Landing

  • パターンのダウンウィンドで減速し高度を維持
  • アビームナンバー(滑走路の番号真横)でエンジンを絞り、アプローチスピードに減速・White Arc でフラップ一段下げる
  • Elevetor Trim で調整し操作を容易にする・滑走路端が後方 45度地点でベースレッグに旋回
  • ベースレッグでフラップを2段に下げる・アプローチスピードに調整しTrim でセット
  • ファイナルレッグに旋回・必要に応じフラップをさらに下げる・滑走路センターラインに機首を合わせ降下
  • Threshhold でエンジンを Idle ・機首を少し上げ気味にして速度の減速を待つ
  • 地上 10-15 Feet(3-5m) で Flare をかける(機首を上げる)Main Gear から接地する
  • フラップを上げ・徐々にブレーキをかけ減速し速やかに滑走路から離れる

■Short Field Landing

着陸する滑走路の手前に障害物があり通常の着陸態勢でのアプローチが出来なく滑走路が短い場合・・・

  • ファイナルレッグに進入するまでは、Normal Landing と同様の手順
  • ファイナルレグでフルフラップとし障害物をクリアーするまで十分な高度を保つ
  • 障害物をクリアーしたら、エンジンを Idle にして接地点を出来るだけタッチダウンソーンの手前に設定する
  • フラップを上げ、ブレーキを強めにかけ減速する

■Soft Field Landing

  • ファイナルレグでフルフラップとし、通常よりやや遅い速度で進入
  • Threshhold でエンジン Idle とし Normal Landing 同様の操作手順で着地寸前に少しパワーを入れスムースに接地する
  • 着陸後はノーズギアーに負担をかけないようバックプレシャー・ブレーキは最小限にする

■Cross Wind Landing

  • 機首を風上に向けてのアプローチ(クラブ法)
  • 風上にエルロンと逆方向のラダーで進入する(ウイングロー法)がある

● 高度の調整はパワーで・速度の調整はピッチで・・・行う
● 機速が早すぎたり、Flare のタイミングが早すぎたりすると機が浮き上がるり失速を起こすことがある
● Flare のタイミングが遅すぎると望ましい着陸姿勢になる前に接地することになる

Flare タイミング・正しい接地姿勢を繰り返し訓練し感覚を掴みます・同時に適正でないと判断した場合には迷わずに Go-Around 出来る準備と心構えが必要となる

 

9. Emergency Procedures

Training-9-1起こらないに越したことはありませんが・・・いざという時を想定し・・・
エンジンが停止しても適切な判断、手順を実施することで無事に不時着することも可能です。
緊急時の操作手順は着実に身に着け、沈着冷静な対処が必要となる。

■Engine Failure During Takeoff Roll

  • エンジンを即座に停止し、残りの滑走路内で飛行機を停止させる
  • Mixture Cut Off・Ignition Switch Off・Master Switch Off

■Engine Failure After Takeoff (During Flight)

  • 機首を下げ、速度を最大滑空距離が得られる Best Glide Speed とする
  • 周囲の状況を確認し、不時着地点を探す・同時に風の方向も確認
  • エンジンの再始動を試みる(緊急時のチェックリストにて速やかに)
  • エンジンが再始動できなければ・・・緊急事態を通報
  • 無線の周波数を、121.5 にセットし機種、ID、位置、状況を的確に通報する
  • Transponder を 7700 にセットする
  • 機の高度・不時着地までの距離・風の方向を的確に判断し、通常より高目のアプローチをする
  • 着陸態勢が整ったら・・・Mixture Lean・Ignition Switch Off・Master Switch Off とする。
  • Door Latch をはずす・Tail Low で着陸・ブレーキを強くかける

実際に発生した時にパニック状態にならないように手順をイメージトレーニングする。

 

10. Practical Test & Oral Exam

Training-10-1いよいよ実技訓練の最終段階です・・・
実技試験に向けて最低でも 3時間の訓練が義務ずけられています。
今まで受けた訓練を総合的にデモンストレーションできなければなりません。
操縦手順・技量は当然ですが、基礎的な飛行原理の知識が試されるものです。

■Oral Exam = 口頭試問・・・

当日の気象情報で、与えられた飛行計画の作成と試験管の口頭試問が行われます。
例えば・・・What is a SIGMET?
A SIGMET advises of non-convective weather that is potentially hazardous to all aircraft.
SIGMETs warn of weather hazards. such as severe Icing, concern all aircraft.

  • Severe Icing not associated with a Thunderstrom;
  • Severe or extreme Turbulence or clear air Turbulence not associated with Thunderstorms;
  • Duststorms, Sandstorms or Volcanic ash lowering surface or in-flight visivilities to below 3 miles;
  • Volcanic eruption;

What is an AIRMET?
AIRMETs are advisories of significant weather phenomena but describe conditions at intensities lower than
those which trigger SIGMETs.
AIRMETs warn of weather conditions which are particularly hazardous to small, singleengine aircraft.

  • Moderate Icing;
  • Moderate Turbulence;
  • Sustained surface winds of 30 knots or more;
  • Ceilings less than 1,000 feet and/or visibilities less than 3 miles affecting over 50 percent of the area at one time;
  • Extensive mountain obscurement.
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